当機構について

理事長あいさつ

理事長 この度、神奈川県立病院機構のホームページをリニューアルし、より県民の皆さまにとって分かりやすい、見やすい、県立病院の情報提供に努めました。
 当機構(県立5病院と本部事務局)は、地方独立行政法人法に基づき神奈川県により設立された法人で、平成22年4月にスタートし、県民の皆さまの生命・健康を守り、県内の医療水準の向上を図るために、高度・専門医療等の提供、地域医療の支援等を行っています。

 がんセンターは、都道府県がん診療連携拠点病院、がんゲノム医療拠点病院として、県内のがん医療の中心的な役割を担い、治験や多施設共同研究なども活発に行っています。また、重粒子線治療施設「i-ROCK」を併設し、患者さんの病状や生活の質(QOL)に配慮した包括的治療を行っています。
 こども医療センターは、福祉施設を併設した小児専門の総合病院として、小児の高度専門医療を提供しています。また、厚生労働省から県内唯一の小児がん拠点病院に指定されているほか、ファシリティドッグが常駐する病院として全国的に注目を集めています。
 循環器呼吸器病センターは、循環器・呼吸器の専門病院として地域医療に貢献しています。また、間質性肺炎への医療提供に力を入れるとともに、多剤耐性結核対策等総合的な結核医療を行っています。
 精神医療センターは、精神科救急医療システムの基幹病院としての役割を担うとともに、思春期医療のほか、ストレスケア医療、依存症医療、医療観察法医療などの高度・専門的精神医療を提供しています。
 足柄上病院は、県西地域に位置する中核的総合病院で、地域の医療ニーズに対応した専門医療、救急医療、災害医療、感染症医療などを提供しています。特に各診療の領域を超えた総合診療科の取組を生かした医療の提供を行っています。
 本年に入り、新型コロナウイルスによる感染が拡大する中で、県立3病院は「神奈川モデル」による重点医療機関として、人的物的資源を有効に生かし県民の皆さまに必要な医療を提供するなど、しっかりと県立病院としての役割を果たしています。このような取組に対して県民の皆さまからの物心両面において多大なるご支援をいただいたことに心より感謝申し上げます。
 神奈川県においては、急速な高齢化や少子化の中で、医療・福祉・介護分野において多くの課題が顕在化しています。当機構はこのような動きに即応した診療体制を構築するとともに、県内外の専門職養成機関や研究機関との積極的な協力体制や、質の高い医療人材の育成と臨床研究の推進にも力を入れています。
 今後も、県民の皆さまに愛され、信頼される県立病院となるよう職員一丸となって取り組んでまいります。

2020年9月
地方独立行政法人 神奈川県立病院機構
理事長 吉川 伸治