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プレスリリース

重粒子線治療装置の落札者が決まりました
~施設の愛称は「i-ROCK(アイロック)」~

神奈川県立がんセンターでは、平成27年12月の治療開始に向け、重粒子線治療装置の導入を進めていますが、このたび、総合評価一般競争入札を実施し、装置製造の落札者を決定しました。  また、あわせて重粒子線治療施設の愛称を決定し、今後、講演会の開催など治療開始に向けた普及活動を行っていきます。

1 重粒子線治療装置の落札者決定

(1) 入札案件名
「重粒子線治療装置(炭素線)の製造」

(2) 経緯

  • 平成23年9月8日 入札公告(総合評価一般競争入札)
  • 平成23年10月24日 入札書類(技術提案書等)の提出受付(4者から提出)
  • 10月~12月    外部有識者等を委員とする「重粒子線治療装置総合評価審査委員会」による審査
  • 平成23年12月21日 落札者の決定

(3) 落札者・落札額

  • 株式会社東芝
  • 落札額 7,455,000,000円(消費税込み)
  • (予定価格 9,975,000,000円(消費税込み))

(4) 事業主体

  • 地方独立行政法人神奈川県立病院機構

(5) その他
落札者決定に関する資料は、下記のホームページに掲載しています。

2 重粒子線治療施設の愛称の決定

重粒子線治療施設の愛称を「i-ROCK(アイロック)」に決定しました。
今後、「i-ROCK」はパンフレットやホームページ等の広報活動や学会活動などに用いてまいります。

  • 施設の愛称
    i‐ROCK(アイロック)
  • 施設の由来・意味
    「神奈川県における放射線腫瘍センター(仮称)※の重粒子線治療」から名付けました。(Ion-beam Radiation Oncology Center in Kanagawa)
    「Ion-beam」は重粒子線を、「Radiation Oncology」は放射線腫瘍(学)を意味します。
    ※平成25年11月開院を予定している新がんセンターでは、総合的な放射線治療を充実させるため、「放射線腫瘍センター(仮称)」において、個々の患者に最適な治療法(X線による治療、重粒子線治療)を提供する。

3 平成23年度の重粒子線治療の普及活動

(1) 重粒子線治療講演会の開催

  • 日時:平成24年2月12日(日)14時~15時30分
  • 会場:はまぎんホールヴィアマーレ
  • 講演:鎌田 正(独)放射線医学総合研究所 重粒子医科学センター長
    「からだにやさしいがん治療―重粒子線がん治療の新たな展開と将来展望」
  • 定員:500名(無料)
  • 申込方法等の詳細は資料6をご覧ください。

(2) 広報用パンフレットの配布
重粒子線治療の効果や「i-ROCK(アイロック)」の特徴などを分かりやすく説明したパンフレットを県施設や県立病院等で配布します。

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