専門性を生かして、多職種との信頼を積み重ねながら仕事をするのがやりがいです。
仕事内容について
薬剤科では中央業務(調剤監査、TPNや抗がん剤の調製、製剤 等)、病棟業務、外来業務、各チーム活動への参加等行っております。
各病院で専門性が異なるため業務内容は場所によりやや異なりますが、神奈川県立がんセンターは抗がん剤の調製業務の比重が大きいため、多くの職員が携わります。
私は主に外来業務に携わっていて、外来では患者指導、医師・看護師からの相談対応、アレルギー対応等を行っており、臨機応変に行動する場面が多い部署です。
仕事のやりがいについて
現在薬剤師として7年目になりますが、5年目でがん薬物療法認定薬剤師の資格を取得してから任せてもらえる仕事の幅が増えました。
患者さんとかかわる仕事はもちろん、会議に参加してより良く外来を運営するにはどうしたらよいかを検討したり、院内マニュアルを改訂する業務にも携わっています。
病院の仕組みを知ることも患者さんが安心して治療を行える環境づくりにつながることを知り、薬剤師の知識+αが必要な場面でも力になれるように日々奮闘しています。
職場の雰囲気について
薬学生や薬剤師レジデント、外部研修生等を多く受け入れているので、指導に慣れている職員が多く、面倒見が良くテキパキと仕事をこなす方が多い印象です。
先輩は若手の意見にも耳を傾けて下さるので相談しやすい環境であり、的確な意見をもらえることに常に安心感があります。
仕事中は厳しいと感じることもありますが、職場の飲み会や学会に参加した時は皆でその場を楽しみながら熱い話が出来るのもこの職場の素敵なところだと感じてます。
応募者へのメッセージ
神奈川県立病院機構ではレジデント制度を設けております。
2年間で5病院を経験できるシステムは他にはなく、環境の変化に対応していく大変さはありますが、薬剤師としての知識だけではなく社会人としてのふるまいもしっかり身につきます。
一緒にレジデント期間を過ごした仲間は、今では頼れる同期であり、高めあえるライバルでもあります。
やりたいことがある人も、何をやりたいか決まってない人も、まず2年間で目指す薬剤師像を見つけられるように頑張りましょう。
そしてその後も機構職員として、その薬剤師像に近づけるように一緒に切磋琢磨できたら嬉しいです。
1日のスケジュール
8:30 | 外来指導予定患者の予習 メールの確認 |
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10:00 | 外来化学療法室で患者指導① 外来抗がん剤調製時の疑義照会対応 アレルギー対応、医師や看護師からの相談対応 外来患者からの副作用相談(外線対応) 等 |
12:30 | 昼休憩(1時間) |
13:30 | 外来化学療法室で患者指導② 経口分子標的薬の指導 |
16:30 | 日報入力、引継ぎ、会議参加 等 |
17:15 | 指導記録の記載、他自分の業務が終わり次第帰宅 |